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NOTES


高校最後の油彩
10年以上、母校の学食に展示していただいていた大作を回収しました。 担任の先生から「大学に合格したら展示しよう」と 声をかけていただいたことから始まった、嬉しい展示でした。 長い間、多くの学生に見ていただけたことも、とてもありがたく思っています。 高校の卒業制作として描いた作品で、 当時は「大きさこそ正義」みたいな感覚がありました。 海外の美術館で見た壮大な作品たちに、 かなり影響を受けていたのかもしれません。 180×270cmという、自分の身体よりも大きな壁面に向かっていました。 保管のことなんて全く考えていなかったので、 当時の自分には「分解できる形にしておけ」と言いたくなります。 でも、その無謀さや勢いは、 今の自分にも良い刺激を与えてくれている気がします。


出会い
子供の頃は、絵よりもテニスばかりしていた。 高校生の頃、ロンドン・ナショナルギャラリーで見た、 ジョン・コンスタブルの『草原から見たソールズベリー大聖堂』 が油彩を始めるきっかけになりました。 彼の作品の中にある空気の気配や、 描かれていない存在の感覚に強く惹かれました。 “気配を定着させること”は、 今も自分の中で大切なテーマです。 その後、自分で油彩道具を買い、海を描くようになりました。 デッサンや水彩からではなく、 油彩道具を買ったところから始まった。 あの頃は絵具を塗りたくるだけで、楽しかった記憶があります。 高校3年の時の作品です
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